スペシャルオリンピックス宣誓
わたしたちは
精一杯 力をだして勝利を目指します。
たとえ、勝てなくても、頑張る勇気をあたえて下さい。
スペシャルオリンピックスアスリート宣誓
スペシャルオリンピックス日本アスリート訳

スペシャルオリンピックス(SO)とは
知的障がいのある人たちに、日常的なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織です。スペシャルオリンピックスでは、これらスポーツ活動に参加する選手をアスリートと呼んでいます。
スペシャルオリンピックスが提供する継続的なスポーツ活動は、アスリートたちの健康や体力増進、スキルの向上を促進するだけでなく、多くの人たちとの交流は社会性を育てていきます。適切な指導と励ましがあれば、アスリートは確実に上達し、自立への意識を高め成長していきます。
日常的なスポーツトレーニングプログラム
スペシャルオリンピックスの最も大切な活動は、各地で行われる日常的なスポーツトレーニング・プログラムです。アスリートの住む地域の施設を会場に、同じ地域に住むボランティアが運営、コーチを務め、アスリートたちとスポーツを楽しむことがプログラムの基本方針です。プログラムは、主に週1回×8週間で行われ、年間を通じて様々なスポーツトレーニング・プログラムが展開されています。
このプログラムで、アスリートはチャレンジする勇気を身につけ達成する喜びを知ります・さらに、ボランティアと親しみ仲良くなることで彼らの世界は広がり、地域社会にふれあう機会を得ます・
一方で、ボランティアもアスリートたちと接することにより、知的障がいに対する理解を深めながら人として大切な多くのことを学び、地域社会もアスリートたちを普通に当たり前に受け入れていくことになります・
今、この瞬間も世界のどこかでアスリートたちがプログラムに参加し、多くのボランティアがそれぞれのプログラムを支えています。
成果の発表の場である競技会
スペシャルオリンピックスではスポーツトレーニング・プログラムの成果の発表の場として、競技会を開催しています。スペシャルオリンピックスには、夏季・冬季それぞれ4年に1度、世界177ヵ国の地域の人々が参加して行われる世界大会があります。また、他にも日本全国の地区組織からアスリートが参加する全国大会やブロック大会、地域で開催する地区協議会など、さまざまな規模の競技会・大会を開催しています。
ディビジョニング(グループ分け)
スペシャルオリンピックスでは、アスリートの可能性が最大限に発揮できるよう、競技会でディビジョニング(グループ分け)を行います。ディビジョニングは、年齢、性別、競技能力の到達度などに応じてクラス分けすることですが、ほぼ同じ競技能力レベルで競い合うことにより、アスリートにとって最も効果的な競技環境を提供することができ、アスリート個々人の成長を刺激することができると考えています。
また、スペシャルオリンピックスの競技会で予選落ちはありません。予選はディビジョニングであり、競技会に出場したアスリートは全員が決勝に進み、全員が表彰台に立ち表彰を受けます。全てのアスリートに勝利のチャンスが与えられているのです。
ユニファイドスポーツ/その他プログラム
スペシャルオリンピックスではアスリートたちにスポーツトレーニングの機会を提供するだけなく、スポーツを通して知的障がいのある人、ない人が交流し、お互いを理解し合う「ユニファイドスポーツ」、彼らのさまざまな能力を高めることを目的とした「アスリート・リーダーシップ・プログラム」、アスリートの健康を増進し、医療・保健に携わる人たちに知的障がいに対する理解を促進するための「ヘルシー・アスリート・プログラム」、そして、学校世代の若者を対象にした「学校連携プログラム」など様々な取り組みを行っています。 これらの活動を通して、スペシャルオリンピックスでは知的障がいのある人たちの社会参加を応援し多様な人々が共に生きる社会創りに貢献していきます。
SON北海道について(SON北海道のビジョン)
スペシャルオリンピックス日本・北海道はスポーツを通じてアスリート、ファミリー はもちろんコーチもボランティアも応援する人たち皆さんが笑顔で活動できる 様々な機会を提供して行きたいと考えています。
自分は、ノルディック複合競技でオリンピックを目指し金メダルを獲得して、それが スポーツの全てだと思っていましたが、スペシャルオリンピックスに出逢いアスリートの一生懸命に努力する姿、そしてそれを支えるファミリーやコーチの励ましを見 て、改めてスポーツの素晴らしさを知ることが出来ました。
又、4 年前からパラリンピアンの発掘育成事業などにも関わっていて、最近では e スポーツにも関わる様になりました。 eスポーツは競技会だけではなくハンディキャップのある人たちにゲームを通して笑顔になれる同じスポーツではないかと感 じています。
そして自分がいろいろな事に関わって感じたり、気付いた共通のキーワードは「笑顔」でした。
『私達スペシャルオリンピックス日本・北海道はスポーツを通してアスリートと参加 するすべての人々に笑顔を届けます!』

理事長 阿部 雅司
阿部 雅司(あべ まさし 1965 年 8 月 13 日生)は、北海道留萌郡小平町出身のスキー・ノルディック複合の元選手、元指導者。 1990 年代に活躍し、オリンピックおよびノルディックスキー 世界選手権の団体戦で 3 度金メダルを獲得した。 現在は北海道名寄市の特別参与と札幌オリンピックミュージアムを兼任している。
関連記事「 阿部雅司さんとスペシャルオリンピックス」団体概要
団体名 | 特定非営利活動法人 スペシャルオリンピックス日本・北海道 |
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設立 | 1998年5月17日 |
所在地 | 〒060-0806 札幌市北区北6条西6丁目2-25 北海道郵便逓送㈱内 |
電話・FAX | Tel;011-299-2000 Fax;011-214-0738 |
URL | http://www.son-hokkaido.org/ |
上位組織 | 公益財団法人 スペシャルオリンピックス日本 |
開催エリアとスポーツプログラム実施競技
紋別エリア | 陸上競技、ボウリング、競泳、アルペンスキー、スノーシューイング |
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札幌エリア | 競泳、テニス、クロスカントリースキー、フィギュアスケート |
釧路エリア | SOボッチ、フライングディスク、フロアホッケー |
名寄エリア | 陸上競技、ボウリング、競泳、アルペンスキー、クロスカントリースキー、ユニファイド |
函館エリア | バスケットボール、SOボッチ、ゴルフ、スノーシューイング、ヤングアスリート、ユニファイド |
旭川エリア | 陸上競技、バスケットボール、アルペンスキー、クロスカントリースキー、スノーボード、スノーシューイング、ユニファイド |
網走エリア | SOボッチ、フライングディスク |
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